働く母ちゃんの「お金」とゆるく向き合うブログ

30代共働き夫婦+子ども1人。子育てと仕事の両立、時短ワーキングマザーの葛藤、家計管理、家探しの事などをゆるく綴っています。

広告


ワーキングマザーの日帰り出張。とキャリア志向が故のジレンマ。

こんばんは、働く母ちゃんです。

 

今日は日帰りで東京出張でした。

同行者がいると移動中も気を使いますが今日は一人なのでそういった意味では気楽。

それでも、朝保育園へ送って行ってすぐに新幹線に乗り、打ち合わせ2本こなしてトンボ帰りという、稼働時間は少ないもののなんだか慌ただしい一日でした。

 

こういう出張の時、働くことに対する自分の中の「葛藤」を再認識させられます。

 

 ワーキングマザーの悩み。「キャリア志向」とどう向き合えばいいのか・・・。

f:id:hataraku-ka-chan:20160525205841j:plain

時短ママの日帰り出張の段取り。

段取りという立派なものではないですが・・・仕事上の段取りももちろんありますが、家庭内の段取りもワーキングマザーの出張時には必須です。

 

働く母ちゃんの仕事、出張はそんなに多いわけではないですが、復帰してこの一年で4,5回あったと思うので2~3ヶ月に一回ぐらいのペースでしょうか。泊りの出張も一回ありました。

 

保育園の送り迎えは現状、母ちゃんが100%担当しています。

仕事の都合や体調などでどうしてもの場合のみ、父ちゃんにお願いしていますが、月1~2回ぐらいです。

 

ですので、以前は出張の予定が入ると、まず父ちゃんにお伺いを立てていました。

もちろん先方の予定で日程は動かせない場合もありますが、いくつか候補があれば先に父ちゃんに聞いてみたり。

でも、今では「○日出張になりました。お迎え宜しくお願いします。」と宣言(?)する形に変わりました。

 

なんだか自分勝手なようですが、頻繁ではないので、今のところ父ちゃんが仕事を調整してくれますし、いざとなれば(あまり使いたくないけど)実両親、義理両親も一日ぐらい協力してくれる、という算段があってこそではありますが。

 

中途半端なキャリア志向が邪魔をする。

日ごろから仕事のことでいろいろ思うところはあるのですが、こういう出張の時は特に、自分のキャリア志向と現実のギャップに苦しみます。

 

なぜなら、働く母ちゃんのキャリア志向は「ややある」方。

出産して復帰した後でも、やりがいのある仕事をしたいと思っているし、一時的にペースは落ちたとしても昇進・昇格もしたいと思っています。

バリキャリなわけでもなく、かと言って子育てのために仕事や自分のことは優先順位を下げることを心から受け入れられるわけでもない。

そんな中途半端なキャリア志向が一番やっかいかも、と思うことがあります。

 

それから収入面の話。

結婚当初から、我が家は良くも悪くも「平等」の精神でやってきました。

二人で稼いで、家のことも二人でする。

お金の話でアレですが、結婚当初も母ちゃんの方が年収は高かったですし、今、仮に二人とも同じ条件(両方フルタイム、残業なし)だとしたら、今でも母ちゃんの方が給料がいいです。

 

だから、「私も稼いでいる」というプライド?自負?自意識?が家庭内でも邪魔をしているように思います。

 

復帰した後、今回のような出張に限らず、大事な会議などで送り迎えができない時、さきほど言った通り、まずは父ちゃんにお伺いを立てていました。

でもそのたびになんとも言えない窮屈さを感じていました。

 

私だって稼いでいるのに。父ちゃんは「今日遅くなる」って一方的なメールで終わりなのに、私はたまの出張(会議)でも、いちいち誰かの許可をとらなきゃいけないわけ!?

と。

 

イヤ、そりゃ子どもの送り迎えをアナタがしているからでしょ・・・ってことなんですけどね。

でも本当に窮屈だったんです。

 

だからと言って、例えば、父ちゃんが残業は一切せず保育園のお迎えを毎日すると言い始めるとか、実両親が全面的にバックアップしてくれるとか、そういう環境が整って、「さぁ、仕事を思う存分やってもいいよ」と言われても・・・。

やはり働く母ちゃんは、ある程度子どもとの時間をもてる今の生活を選ぶと思います。

 

だから、完全に自己矛盾なんですよね。

 

天秤にかけたら、そりゃ今の生活を選ぶ。

何かを選択するには何かを捨てなければいけない。

それはわかっています。

でも、簡単な選択ではないからこそ、手放さなければならない物も惜しい。

欲張りでしょうか。

 

そういう感じでこの一年ずっとモヤモヤしています。

それが、数ヶ月に一度ぐらい爆発するのですよね、主に父ちゃんに。

(あたるところがないので結局父ちゃんに。すまん。)

 

 まとめ

とりあえず、根本的には解決になっていないけれど、お伺いを立てる方式はあるときから止め、少しはスッキリしました。

 

でもこのモヤモヤ、自己矛盾はまだしばらく抱えたままになるんだろうな、と思います。

結局のところ、バリキャリさんもゆるキャリさんも、私のような中途半端タイプも、何の迷いもなくそれを選択しているのではなく、きっと悩みながら答えを探しているのでしょうね。

 

今日もお読みくださりありがとうございます。