「お金」に対する価値観形成に影響を与えた出来事。~親の借金編1~
こんばんは、働く母ちゃんです。
ブログタイトルの通り、働く母ちゃんは、人より少しだけ「お金」に対する思いが強いと思います。
でも、特別節約をしているわけでもなく、「共働きならではの言い訳?」や、「時間をお金で買う」系の出費もけっこうあります。
我が家の家計のポイントは、「現在の暮らしの充実」と「将来の不安解消」のバランスを無理なくとる、ということでしょうか。
ここに至るまでにいくつかの転機があったと思います。
それをご紹介したいと思います。
両親の家計管理?
「お金」に関する価値観に最も影響を与えるのは、やはり育った環境、即ち両親ではないでしょうか。
みなさん結婚するときにお金のやりくりについて、夫婦間(婚約者間)ですり合わせしますよね。
でも、お互い育ってきた家庭の方法をベースにするので、なかなか意見が一致しないことってあると思うんです。
例えば、母親が専業主婦でお金のやりくりを全て母親がしていた家庭で育った女性は、結婚後も同じように自分が管理するのが当たり前、と思うかもしれません。
そして、共働き家庭で育ち、別財布・別会計の両親のもとで育った男性は、自分が結婚した場合も奥さんには働いてほしいし、お財布も別々にしたいと思うでしょう。
何が良い悪いということではなく、やっぱり身近なモデルである両親の影響って大きいのだと思います。
それでは、働く母ちゃんの実家の家計管理はどうだったか。
答えはずばり、よくわからない、です。
働く母ちゃんの両親は、家でまったくと言っていいほど、お金の話をしていませんでした。
今思えばたまたまではなく、「お金のことは子供に聞かせない」方針だったのだと思います。
母親が家計簿をつけている姿も見たことがありませんし、(実際にはつけていたのかもしれませんが)、何にお金がいくらかかったとか、銀行口座や通帳・カードに関する話、そういったことを一切聞いたことがない気がします。
ですから当然、家計管理をどちらが行っているか知らないのです。
自分が大人になり結婚した今も本当に知りません。自分から両親に聞こうと思ったこともありません。
ですから、働く母ちゃんの「今のお金に対する考え方」は、親の姿を見て参考にしているというより、この後出てくる、反面教師としての親の借金、そして自身の引きこもり時代、ワーキングプア時代などが大きく影響しています。
話は戻って両親の話。
働く母ちゃんの両親は決して派手な生活をするタイプではなく、どちらかというと真面目に暮らすタイプの人間です。
そんな両親は、私が小さいころから自営業を営んでいました。
それが、私が高校生の頃に新しい事業に手を出し、借金を抱えることになります。
とはいっても、私が両親の借金のことを知ったのはもっとずっとあと、私が社会人になってからです。
続きます。