働く母ちゃんの「お金」とゆるく向き合うブログ

30代共働き夫婦+子ども1人。子育てと仕事の両立、時短ワーキングマザーの葛藤、家計管理、家探しの事などをゆるく綴っています。

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トーマスを親目線で見て思うこと。承認欲求・自己実現欲求と躾での使い方。

 こんばんは、働く母ちゃんです。

 

2歳3ヶ月の息子、近頃トーマスが大好きです。特に消防車が大好きで「フリン(消防車の名前)、かっこいい!」と録画を繰り返し見せるように要求してきます。

 

機関車トーマスの「基本テーマ」

機関車

 

 

「機関車トーマス」、お子さんとご覧になっている親御さんも多いと思います。

 

大人が見てもけっこう示唆に富んでいるというか、感心させられる回も結構あるんですよね。最近息子が好きなフリン(消防車)が出ている回も、「レスキューセンターのメンバーを助けるため、皆で力を合わせる」という、テーマ曲の歌詞さながらの内容でした。

 

で、ここしばらくトーマスを見ていて、とあるフレーズがしょっちゅう出てくることに気づいたんですよね。ずっと見ている方にとっては今更かもしれませんが。

 

それは、

「役に立つ」と言う言葉。

 

  • 「役に立つ機関車になりたいんだ」というトーマス
  • 「そんなんじゃ役に立つ機関車とは言えないぜ~」と他の機関車をいじる機関車。(ゴードン?)
  • 「君たちは本当に役に立つ機関車だ」と機関車たちを褒めるおじさん(トップハムハット卿)

とか。そんな感じです。

 

機関車たちの承認欲求と自己実現欲求。

 

このトーマスという物語、トーマスたち機関車は「子ども」、トップハムハット卿は「大人(保護者)」としての位置づけだと思うんですよね。

 

で、小さい子供たちでも、自分の仕事を頑張って周りに認められたい、褒められたい、自己実現したい、という欲求がすごく強いんですよね。これって、かの有名なマズローの自己実現理論にもある通り、人間(この場合は機関車だけども)の根底にある原始的な欲求なんだな~と改めて感じたわけです。

 

そういう私自身も、「仕事をなぜ続けているか?」と聞かれたら、経済的なこととか色々あるわけですが、それ以外にも「人の役に立ちたい」「社会貢献したい」「自分も成長していきたい」といった欲求があるわけで。そういう意味では幼い機関車たちと同じなわけです。

 

大人が子どもに「役に立つ子だ」と褒める違和感。

 

でもこの「役に立つ」というフレーズ使いまくりのトーマス、見ているとなんかモヤモヤすることが多く・・・。今回この記事を書いていて、なんとなくその理由がわかった気がします。

 

先ほど書いたように、機関車たちは「子ども」、トップハムハット卿は「機関車たちの親的存在」だと思うんですよね。その「親」であるトップハムハット卿が「君たちは役に立つ機関車だ」というセリフで褒めるということ。

 

 マニュアル世代の私、「子どもを褒めるときは、結果じゃなくて、そのために努力したことや、できるようになったことを褒めてあげんかーい」とモヤモヤしてしまうんですよね。だいたいアニメなので失敗しても最後は上手くおさまるんですが、失敗したら「役に立たない子」になっちゃうわけ?と。(考えすぎ)

 

この「役に立つ」という考え方、私自身は褒め言葉としてはあまり馴染まないのですが、イギリスの考え方なんですかね。

 

そもそも、アニメに突っ込むこと自体無粋であることも確か。

 

では、承認欲求を満たす褒め方とは?

 

トーマスからは一旦離れますが、最近読んだ本で、「承認欲求」を満たすツボ(言葉)は人それぞれ違う、という話に興味を持ちました。

 

例えば、「あなたって個性的ね」という言葉一つとっても、「褒められた嬉しい」と感じる人と「あれ、私浮いてる?」と心配(褒められたとは思わない)になる人、いろいろな人がいます。自分がは相手を褒めたり、認めたりする意図で使った言葉でも、相手によっては「嬉しくない場合もある」ということなんですね。

 

トーマスの話に戻ると、トーマスたち機関車たちは、何より「役に立つ機関車だと思われたい」欲求が強いですから、「君は役に立つ機関車だ」という言葉は褒め言葉として有効なんですよね。

 

じゃあ、翻って、我が子に対してどういった声掛けが「承認欲求」を満たしてあげられるか・・・。子どもを褒めるときにはこういった観点で考えることも必要かもしれませんね。

 

ただ、こればっかりは、我が子を観察して、適切な声掛けを見つけていくしかありません。我が家の場合、今の段階では「すごいね~」「やったね~」という程度のボキャブラリーのなさ・・・。我が子の承認欲求のスイッチはどのあたりなのか、これから見つけていけるでしょうか。

 

まとめ。

 

トーマスを見て思う、承認欲求と子どもにあった声掛けのし方についてでした。

今日もお読みくださりありがとうございます。